ヘルメット着用義務化に対応する保険って?

ヘルメット着用義務化に対応する保険って?

大分県では2020年12月18日、自転車利用に係る交通事故の防止と被害者の保護を図ることを
目的とした「大分県自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」が公布されました。大分県自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例について – 大分県ホームページ (pref.oita.jp)本条例は、周知期間を経て、2021年4月1日に施行されます。

条例内には ○自転車損害賠償責任保険等への加入(義務)があり、2021年4月1日までに自転車を運転する方には加入が必要です。弊社にもどのような保険加入が必要でしょうか?という問い合わせも増えてきています。

条例の中身をみるかぎり、必ず必要な保険商品としては、

□個人賠償責任保険

です。

個人賠償責任保険とは日常生活における偶然の事故により他人に怪我をさせたり、他人が持っているものを壊してしまい法律上の損害賠償責任を負った場合、被害者に支払うべき損害賠償金等を支払う。と定義されており、条例に対応していると考えられます。

個人賠償責任保険は自動車保険・火災保険・障害保険等に特約として付保されているケースがあります。又、大分県内の県立高校では殆どの高校生がPTAを通じて本保険に加入しています。被保険者としては本人または配偶者と生計を共にする別居の未婚の子が一般的です。

運転者本人の怪我に対する補償もカバーするものが必要あれば、自転車保険・傷害保険等への加入が必要です。先ずはご自身(ご家族)の保険の内容を確認して必要な部分(不足しているもの)があれば加入を検討されてみてはいかがでしょうか。